ピン G400ドライバーの評価・口コミ・シャフト・最安値価格
今回はピンのG400ドライバーの評価、特長、シャフト、最安値価格を紹介。
G400ドライバーは、基本となるスタンダードモデル、SF TECというスライサー向け、LS TECという強弾道モデルの3種類がラインナップされている。
さらに2018年1月には新たにG400MAXというさらに慣性モーメントが大きいニューモデルが登場した。
- 【特長】直進性の高さは賞金王、賞金女王のお墨付き
- 【レベル】初心者やスライサーにはSF TEC!アスリートにはLS TEC
- 【評価】ゴルフ専門家のコメント・分析は?
- 【弾道】ストレート、ドローはモデルによって変わる
- 【シャフト】独自開発+アッタスクール&エボ4がラインナップ
- 【スペック】
- 【不満】基本シャフトにツアーAD、ディアマナがない
- 【価格】ピン G400ドライバーの新品最安値はいくら?中古市場は?
【特長】直進性の高さは賞金王、賞金女王のお墨付き
ピンのG400ドライバーシリーズは、2018年1月にMAXが登場したことで4種類となった。
基本となるのはG400ドライバーで、これがスタンダードモデル。
ヘッドがブレずに安定した軌道で動き、直進性が高い。
空気抵抗を抑えたフォルム、ピン独自の新素材フェースでたわませてボール初速をあげて飛距離をかせぐドライバー。
この基本性能はそのままに、ソールのウェイトの位置を手元側に配置したG400 SF TECは右へのスライスをおさえてつかまりの良い球が打てるモデル。
スタンダードモデルよりもウェイトを若干前にフェース側に寄せて吹け上がりを抑えたG400LS TECは、強いライナー弾道で飛ばすモデルになっている。
さらに新たに登場したG400MAXは、ヘッドを460ccと大型化し、ウェイトも2倍にすることでさらに慣性モーメントを高めたモデル。
同時にワンフレックスのシャフトも追加されている。
趣の違うヘッドを4つもラインナップしているのは、ほかのメーカーには無い特長であり、あらゆるゴルファーに対応する幅広さがG400シリーズの最大の魅力と言える。
ロフト調整機能が付いており、±0.6度、±1度の4段階の調整が可能。
ちなみに2017年の賞金女王の鈴木愛はG400のスタンダードモデル、賞金王の宮里優作はLS TECを使用している。
【レベル】初心者やスライサーにはSF TEC!アスリートにはLS TEC
ピンのG400ドライバーは、ヘッドが4種類あるため、あらゆるレベルのゴルファーに対応することが可能で、初心者からプロまでをカバーできる他対応力のあるクラブと言える。
初心者でスライスに悩んでいるならSF TECを、強い弾道で攻めたいアスリートならLS TEC、そしてオートマチックに楽しみたいアベレージならMAXといった具合に、あらゆるゴルファーにマッチしたドライバーを用意できるのは強みだろう。
さらにピンはフィッティングを積極的に実施しており、独自のカラーチャートで自分にあった長さやライ角のクラブを選ぶことができる。
新宿のピンフィッティングスタジオはもちろん、公認フィッターがいるゴルフ量販店でも計測が可能で、自分にあったドライバーを手にすることができる。
【評価】ゴルフ専門家のコメント・分析は?
ゴルフクラブの知識が豊富な賢者は、ピンのG400ドライバーをどのように評価しているだろうか?
金谷多一郎のクラブ一刀両断
金谷多一郎さんは、5点満点で4.6点と評価し、
前作のGシリーズに勝るとも劣らない飛距離性能。
さらに左右のブレが少なく、風の状況など余分なことを考えずに済む。
シンプルにターゲットを向いて、シンプルなスイングで打っていけるドライバー。
とコメントしている。
マーク金井の試打インプレッション
マーク金井さんは5点満点で4.3点と評価し、
- 直進性の高い弾道で飛ばしたい人
- スピンを減らして飛距離を伸ばしたい人
- 調整機能付きクラブが好きなゴルファー
に向いていると分析している。
【弾道】ストレート、ドローはモデルによって変わる
シャフトとの相性にもよるが、基本となるスタンダードモデルのG400ドライバーの球筋はストレートで高弾道。
SF TECはスタンダードモデルよりもドロー寄りで高弾道となり、LS TECはフェード気味の中弾道というイメージがしっくりくるだろう。
さらにG400MAXはストレートの超高弾道ということになるだろう。
【シャフト】独自開発+アッタスクール&エボ4がラインナップ
シャフトをラインアップは、
の6つが基本。
【スペック】
ロフト角:9度、10.5度(G400、G400MAX)、10度、12度(SF TEC)、8.5度、10度(LS TEC)
ライ角:59度、58度(LS TECのみ)
ヘッド容量:445cc(G400、SF TEC、LS TEC)、460cc(G400MAX)
長さ:45.75インチ(ALTA J CB)、46インチ(ALTA DISTANZA)、45.25インチ(PING TOUR 173-65、PING TOUR 173-75、ATTASCoooL 6、Speeder 661EVOLUTION Ⅳ)
総重量:294g(G400 ALTA J CB R)、291g(SF TEC ALTA J CB R)、305g(LS TEC ALTA J CB S)、283g(G400 MAX ALTA DISTANZA)
バランス:D2(G400 ALTA J CB R)、D0(SF TEC ALTA J CB R)、D3(LS TEC ALTA J CB S)、D5(G400 MAX ALTA DISTANZA)
価格:63,000円+税(ALTA J CB、ALTA DISTANZA、PING TOUR 173-65、PING TOUR 173-75)、75,000円+税(ATTAS CoooL、Speeder EVOLUTION IV)
【不満】基本シャフトにツアーAD、ディアマナがない
ヘッドのラインナップが豊富なのはいいが、その分、基本となるシャフトがもう少し多いと方がよい。
オプションでは可能だが、ツアーADやディアマナなどの定番シリーズを基本ラインナップに組み込めば、さらにユーザーの増加につながりそうだ。
アスリート系ゴルファーにとっては、手元調子のシャフトがPING TOURのみなのは厳しいだろう。
【価格】ピン G400ドライバーの新品最安値はいくら?中古市場は?
ピン G400ドライバーの新品価格は、49,000円からとなっている。
※2018年1月31日現在、スペックにより異なる。
中古市場ではまだ球数は少なめで、価格は40,000円台から。
ピンのメリットとしてフィッティングして自分にあったクラブをセミオーダーできるが、中古ではそのメリットがいきてこない。
しかも2017年11月頃から人気が出てきていて、新品との価格差があまりないので中古を買うのはためらう状況だ。